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久万高原町の植物調査 続編 [薬草]

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久万高原町には、自然観察に適した場所がいくつかある。

今回は、うちの近くにある 「ふるさと旅行村」 で、植物調査を行った。

すると、時季がよかったのか、いたるところでアケビが熟したのに出会えた。

いくつかは採取して、同行の子どもたちに試食して頂いた。

このあたりにあるアケビは、五枚葉のものが多い。

たまに三つ葉アケビもある。

山にわけいって調査を続けていると、何か赤いものが目に入った。

近寄って調べてみると、それは 「ツチアケビ」 であることが分かった。

しかし、これは、アケビとは言っても、アケビの仲間ではない。

ラン科の植物である。

食べることは出来ないが、薬用にはなる。

乾燥しておき、これを煎じて飲用すると、強壮、強精剤として効果がある。

西洋医学が発達した今日でも、まだ、これらを用いている人もいる、と聞く。

ふるさと旅行村には、このほかにも薬用になる植物がたくさんある。

一つひとつ調べてみると、けっこう勉強になる。

若いころは、見て、すぐに名前が出てきたが、このころは、それがさっぱり

ワスレナグサが多くなってきた。

これ、だじゃれ。

どのような薬を飲めばよいのかな。










スイカズラの花で、ニンドウ酒ができる [薬草]

ハルゼミの鳴く昼さがり、どこからともなく匂ってくる花の香り。


スイカズラDSCN8214.jpg

近づいてみると、それは「スイカズラ」の花だった。

花の色は、白、黄色、それにピンクも混じっている。

蔓性植物で、ブッシュのように茂り、しだれるほど花がついている。

蜜も香りも甘ったるい。

これを摘みとって、35度のホワイトリカーに漬けこむと「ニンドウ酒」になる。

熟成には3ヶ月ほどを要する。

リキュールとしても使える。

薄めて飲むと、腎臓によいと言われている。

また、枝ごと一輪さしにすると、お部屋じゅうよい香りに包まれる。

この香りが脳細胞を刺激して、心を癒やしてくれる。

私も食卓の花瓶にさしている。











センニンソウ [薬草]

秋に白い花を咲かせるセンニンソウは、扁桃腺の特効薬になる、と友人から教わった。

どのようにして用いるかというと、この新芽を摘んでもみほぐし、手首の裏に張りつけるのだそうだ。

そうすると、しばらくして、扁桃腺の熱が下がるらしい。

まだ、試したことがないので、本当のことは分からない。

それと、いつでも新芽があるわけではないので、いざというときはどうするのか、その疑問が残る。

しかし、センニンソウは薬草には間違いない。


千振(センブリ) [薬草]

喜寿を迎えたわたしの姉は、半世紀以上看護婦をしていたが、老後はのんびり暮らしている。

若いときは丸ぽちゃだったが、現在は、棺桶から這い出てきたように骨皮筋子になっている。

普段は元気はないが、野山に行くと、途端に元気になる。

まるで動く図鑑のように、草の名前をよく知っている。

つい先日のこと高原につれていくと、嬉しそうな顔をしていそいそと歩き出した。

そして、すぐにセンブリを見つけだし、あったあったと言って大喜びをしていた。

まるで子供のようにはしゃいでいる。

そんな姉をみていると、つい心がなごんでくる。

センブリはリンドウ科の二年草で、山野に自生しているが、現在あまりみかけなくなった。

医者だおし、とか、医者泣かせ、とも言われるそうだが、とても苦く、煎じてのむと健胃剤になる。

これを飲むときは、ジャガイモを食べてはいけないとよくいわれた。

もう遠い昔の話になってしまった。

こんなことを書いてしまって、いまころは姉がくしゃみをしているに違いない。

そろそろ夜中の牛三つ時、もういちど寝るとするか。

 

 


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